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ゴールデンハムスター金熊のキミさまとマツシマの日記。むしろ最近はマツシマのどうでもいい日記とか。
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ここ最近、いじめによると思われる、学生の自殺のニュースが多いですね。
この話が出るとどうしても気になってしまいます。

今、マスコミで問題になっているのは
学校側や、教育委員会の責任や対応、態度などなど。

うん…。
わかる。確かにそれも重要、なんだけど…

いじめた側の子供たちの抱えている心の問題について、もっと考えるべきなのではないか。

いじめなんていつの時代もあったじゃん、とか
いじめられる奴が悪いんだよ、とか
そういって逃げるのではなくて。

だいたい。
いじめられて心が病む、っていうのは当然の流れであってね。
んなのちょっと考えりゃわかるでしょ、誰だって。
自分がいじめられたら嫌でしょう、続けば心も病むでしょう。

仮に、いじめられても心が折れなかった人も確かにいるのだろうけど
それはその人が人一倍頑張ったか、元々強かったのであって
我慢出来て当然、という問題ではない。
我慢出来たらそれは凄いことかもしれないが、我慢出来ることはデフォルトではない。

いじめられる→心が病む→不登校や自殺
この当たり前の流れのもう1つ前にあるはずの、
「じゃあ何故いじめっ子はいじめをするのか?」
について、あんまり意見を聞かないんですよね。

「そこにいじめやすそうな人がいるからいじめる」のですか?

私は、ただそれだけではないと思うのです。
そこにいじめやすそうな人が居たって、いじめない人はいじめないよ。

いじめっ子は、心に何らかのストレスを感じているから、
人をいじめることで、そのストレスを発散させようとしているのです。

じゃあ、いじめっ子が心に抱えてるストレスって何か。

まぁこれは、挙げれば色々あるのでしょう。
例えば
・親からの過剰な期待
・人に言えないような家庭内の秘密
・家族が酒やギャンブルの依存症である(=ACにも繋がる)
・虐待されて育っている
・兄弟といつも比較されている
などなど。他には
・いじめっ子自身がいじめを受けている(または、受けていた)
などもあったりする。

いじめっ子の保護者や担任の先生を筆頭とした周りの大人たちは
自分の関わる子供がいじめをしていた
という事実に直面するのは、本当に辛いだろう。

とくに保護者からすれば、
自分の子供がいじめをしていた、なんて、
しかもそのせいで、他の子供が自殺をした、なんて、
認めたくないのも気持ちは分からないでもない。

けど、上に挙げたような、いじめっ子の抱えているストレスや問題点などを無視してはいけないと私は思うのです。
これを無視していては、いじめは減らない。

「何故いじめが起こったのか?」と平行して
「何故いじめたのか?」について、こういう観点から追究し
地道に、地道に、1つずつ、丁寧に解きほぐしていかないと
いじめは、減らない。

「先生の注意が適切でなかったからいじめが減らなかった」とかそういう問題じゃあない。
いじめっ子に「いじめちゃダメですよ」なんて言ったところでそれだけで理解るわけがない。

いじめっ子の方の心もケアしていかなければ、いじめは減らないのだ。
↑言いたいことはこれ。

いじめっ子自身も、いじめっ子の保護者も、いじめっ子の学校の先生も、
みんなで逃げないで、一丸となって、いじめっ子の心のストレスについて
解きほぐす。
それが必要。

まぁオモテに出てきてないだけで、やってるところはこういうこともやっているのかもしれませんが。

後は当然、いじめられた子の方の心のケアを最優先としてね。
今自分のいる学校だけで全てじゃない、って、いじめられっ子だけに限らずきちんと教えてあげて。大人が。
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誕生日 : 1980/12/02
職業 : システムエンジニアっぽい
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自己紹介 :
2ch-ネタ雑談-お笑い小咄-意味不明の言葉を書きこむスレで小一時間爆笑し続けるような壷の持ち主です。
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