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ゴールデンハムスター金熊のキミさまとマツシマの日記。むしろ最近はマツシマのどうでもいい日記とか。
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とくに最近、いじめについてのニュースが多く
嫌でも目につき、辛いものがあります。
そんな中で更に気落ちした記事がこれです。

■死なないで:いじめ・救いの手どこに 「いじめる方が悪い」 中高生は半数以下-話題:MSN毎日インタラクティブ

以下、記事より引用--------------------

 ◇NPOが1万3000人アンケ

 いじめがあった時「いじめる方が悪い」と考える子どもが中学、高校で半数にも満たないことが、民間団体の調査で分かった。また、いじめを受けた際に相談できる相手を聞くと「教師」はわずか19%で、「いない」と答えた子どもは2割を超えた。文部科学省の統計報告がいじめ自殺をゼロとしてきた裏で、標的の子が罪の意識の希薄な子どもに追いつめられた上、周囲の大人が十分対処できていない様子が浮かび上がった。【井上英介】

(中略)

 ◇社会の空気反映--自身も子どもの時にいじめられた経験を持つ映画監督、森達也さんの話

 今の時代は社会全体が少数者や異端者に冷たい目を向けている。「強者が弱者を排除していいんだ」という社会の空気を吸って育つ子どもたちが、いじめに対して罪の意識が薄くなっていくのは当然のこと。調査にはないが、大学生や社会人になれば(いじめ容認の)数字はさらに増えるのではないか。いじめについては子どもの問題としてだけではなく、社会全体の問題としてとらえることが必要だ。

--------------------以上、引用終了 2006年11月10日


私が小学生のとき、授業でディベートを開催したことがありました。
その中の議題に、「いじめは、いじめる方が悪いか、いじめられる方が悪いか?」というものがありました。

私は「いじめる方が悪い」という立場でしたが、「いじめられる方が悪い」という人たちも勿論いました。
彼らの言い分は、「いじめられる人が、気に入らない行動をするから、いじめる。いじめる側にはそういう正当な理由がある」という、私からすればとても信じがたいものでした。

そのとき、ディベートの授業であるにも関わらず、「いじめられる方が悪い」側にいた人たちは、その意見に「イエー!そーだそーだ!!」と言いながら激しく拍手をして、「いじめる方が悪い」側の人たちのことをばかにして冷やかした態度を取っていました。
もうその状況が、まさにいじめそっくりでした。

本当に恐ろしかったです。
皆の目が、鬼とか妖怪のような目に見えました。
ディベートの場でまでもいじめを肯定されるのかと、頭の中が真っ暗になりました。

その状況を見る先生の目が、悲しそうだったのを覚えています。
その議題についてのディベートをする時間が終わったとき、
他の議題には口出しをしなかった先生が、立ち上がり

「色々な意見が出ましたが、いじめは、いじめをする方が悪いのです。
自分が気に入らないからといって、いじめていい理由には、絶対なりません。
だから、いじめをしてはいけません。分かりましたね。」

と、きっぱりとクラス全体に向かって言いました。
それまで話し声のしていたクラスは一気に静まり返りました。

私はそのときいじめられていましたので、先生のその言葉にすごく救われたのを覚えています。
この先生のフォローが無かったら、私は今ここにいなかったかもしれません。

そんなわけで、そろそろ26歳になる私が小学生だった頃…だから、10年以上前、か。
12~3年前。
そんな昔にも、「いじめられる要素のある人のことはいじめても良い」と考える子供はいたのです。相当の数。
別に今に限ったことでもなく。

多少の数の差こそあれ、ぜんぜん変わってないんだなぁと、
この記事を読んで気が滅入りました。
まぁ、10年ぽっちじゃ何も変わらんか。


今になって考える。
いじめっ子は、何故、人をいじめるのか。

その答えの一部として、上記で引用した森達也氏の意見があります。
「強者が弱者を排除していいんだ」という社会の空気を吸って育つ子どもたちが、いじめに対して罪の意識が薄くなっていくのは当然のこと。

もうこのまんま。その通り。

そういう大人の背中を見て育った結果が、いじめっ子なのです。
他人をいじめる大人の背中を見て育った子供が、いじめっ子になったのです。

いたって、当然の結果です。

子供同士のことだから大人が口出しすべきじゃないとか言ってる場合ではありません。
子供は大人を見て育っています。
子供がいじめをするのは、その周りにいる大人が、他人をいじめているからです。

「それが人間の本能だ」とか言って、大人が問題から逃げてはいけません。
子供たちを導くには、まず周りに居る大人たちが変わらないといけません。

というか、「いじめられる方に責任がある」と言っている大人に聞いてみたい。
自分の子供が「あいつは○○だから、今自分はその人をいじめている」と言っても、あなたはその子供のいじめを止めないつもりなのですか?

「そうだね、お前がその人をいじめるのも無理ないね」と言いながら受け流すつもりなのですか?

もしそうだとすれば…
そういう人が周囲にいるとすれば、
そら恐ろしいし背筋が寒くなります。
関わりたくない。

では、その、いじめっ子の周囲に居るいじめをする大人というのは
何故いじめをするのか?というところまで遡ってみましょう。

私の考えでは、一言で言えば
第二次世界大戦はまだ終わっていないということです。

どういうことか?

戦争では、私のような現代人には想像も出来ないような、恐ろしいことが起きました。
家族の死、思い出や住む場所の剥奪、
文化人として生きる権利の剥奪。

↑もうこの時点で、正直、国から国民がいじめを受けているようなもの。
壮大ないじめ。

しかも負けた。
ギリギリまで勝つと信じていた戦争で。

辛うじて守れていた、日本国民のプライドさえも、敗戦によってズタズタにされました。

そういった物凄いストレスを抱えて、敗戦から今日にいたるまで、日本国民は生きてきました。

さて。
そのような物凄いストレスを抱えた人間が、
まともに子育てを出来ると思いますか?

私は、無理だと思います。
歪んだ人間が育って当然だと思います。
だって、ゆとりの「ゆ」の字も無い。

物資も、心にも、なんにもゆとりの無かった敗戦後の日本国民が、
まともに子供を育てられたとは思えない。

かならずそこでひずみが生じてる。

で、そのときの子供が、今の「キレる」とか「学級崩壊」とか言われてる子供たちのちょうど祖父母くらいになるんじゃないですかね。

そういう形で、第二次世界大戦の影が、我々日本国民を今も蝕んでいるのです。
ゆとりのない人間が育てた子供にゆとりがあるわけが無く、
そのゆとりのない子供が大人になって、また子供を…

そしてゆとりのない子供が、他人を平気で傷つける。

誰かが途中で気づかなければ、この連鎖は永遠に続いてしまいます。

気づいた大人が、自分から変わっていくようにしないと、無くならないのです。いじめは。

DVにしてもそう。いじめと同じ。
DVは、いじめが学校じゃなくて家になっただけの話。
こういうのは世代をかけて連鎖します。

一人一人が、気づいて、自分の代で終わらせようと心がけなきゃ駄目なんです。

子供同士の問題だから…と逃げないで、
周りの大人も考えてください。


「逃げ」という言葉で更に思い出しましたが、
いじめられている子供が大人に助けを求めるのは、逃げでもなんでもありません。

「あの人に嫌なことをされた、助けて」と先生や親に言うのは、逃げでもなんでもありません。

自分が、耐え切れないほど嫌なことをされたら、誰かに助けを求めるのは当然のことです。
自分の力でどうにか出来たら、それはそれで偉い事ですが、
それを出来ることは少なくともデフォルトではありません。

むしろ、自分ひとりで抱え込まないで、大人に相談するというは、勇気が無ければ出来ないと思います。
そういう意味では、どうにかなる前に大人に相談して来た子というのは、勇気や行動力のある子なのです。
決してラクをしようとして相談しているわけではありません。相談してくるような子は、精神が生と死の境目まで来ているのです。
そういう子に向かって何故「お前が悪い」だのと言えますか?
正直私には、そのように言える神経が理解できません。
交通事故に遭い満身創痍で転がり込んだ病院の医者に「貴方が悪い」と言われたようなものです。

もし、そこで大人に助けられて、その子が生き延びたなら。立ち直って大人になることが出来たなら。
同じように、苦しんでいる子供を助けてあげられるような、そういう大人になるのではないでしょうか。
私はそう思います。
問題から逃げるような弱い大人にはならないと思います。

逆に、大人に相談しても助けてもらえず、むしろ「お前が悪い」などと言われた子供が大人になれば
いじめられている子供から相談を受けたとき、同じように「お前が悪い」と言って突き放すでしょう。
自分が、子供の頃にされたことを、そのまま繰り返すでしょう。
「お前はいじめられるに値する程度の人間なのだ」という意識を子供に植え付けるでしょう。
連鎖するでしょう。そう思います。

もっと、ゆとりのある教育をしましょう。
ゆとり教育じゃなくて。

そして、もうそろそろ、我々の時代で終わりにしましょう。
自分の中の第二次世界大戦に、決着をつけましょう。
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はじめまして。
はじめましてこんにちわ。
私は今学校の授業で
「お題を自分で考えて、グラフを作る」
という感じの授業内容の勉強をしています。
それで、私は今さら社会が大げさに取り上げている
「いじめ」
に関してのグラフを作ろうと想い、資料を探しているところココにたどり着きました。

このブログを読ませていただきました。
とても共感しました。
本当にそうだと私も思います。

文章がむちゃくちゃですいません;;

とくに意味はなかったのですが、とても共感し、
本当にこういうことを、日本…いや、全世界の人たち一人一人が自覚して行動してほしいです。

長々と失礼しましたm(_ _)m

これからもブログ更新がんばってください。
名無し 2006-11-28(Tue) 13:42:56 このコメントを編集
RES:こんにちは。
こんにちは、初めまして。
学校の課題ですか、なかなかディープな話題を選択されましたな。
何かと難しい話題ですが、頑張ってグラフを作成してください。

共感してくださって、なんというかすこし心強い感じがしました。
ありがとうございます。
ナイーブな話なので、何かと批判もあるかと思って覚悟してたのですけどね。うん。
平和な世界になると良いんですけどね、ホント。

まぁ普段はくだらないことばっかり書いてるブログですが、良かったらまた遊びに来て下さいな。
2006-11-29 11:17
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2ch-ネタ雑談-お笑い小咄-意味不明の言葉を書きこむスレで小一時間爆笑し続けるような壷の持ち主です。
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